「新版・しじみ売り(2007)」 しじみが売れず落ち込む少年に救いの手を差しのべる謎の男。
心温まる物語と思いきや事態は思わぬ方向へ。
講談を下敷きにした古典落語を、さらに志の輔が大胆にアレンジ。
緻密な展開が男の優しさ、少年の愛らしさを際立たせ、感動必至。
雪が降りしきるラストも余韻渺々。
(古典落語/2007年1月20日パルコ劇場/本編 45分)